はとやまハウス

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高齢化率50%を超える東京郊外のニュータウンで、空き家を学生向けシェアハウスへ改修するプロジェクトである。町から委託され、RFAは空き家を探し、オーナーとの交渉と改修設計を行い、竣工後も運営を行っている。ここでは日本の住宅地でよくみられる軸組工法による木造住宅は構造の自由度が高いことを利用して、構造家・木下洋介氏のアドバイスをもとに一部の構造を補強した上で内部の壁、階段、キッチンなどを積極的に移設することにした。4つのベッドルームは同じ大きさに再構成され、メインベッドルームのみに接続していた2階のテラスは共用の動線に接続され、階段は1階のダイニングとリビングを仕切る位置に設けられ2階からの光を導く。既存の壁紙はそのまま使われ、新設した壁は石膏ボードのまま仕上げとした。

Project Date: 2019.11.12

所在地:埼玉県比企郡鳩山町
竣工:2019年3月
用途:シェアハウス
構造:木造
規模:地上2階
敷地面積:182.85㎡
建築面積:58.6㎡
延床面積:99.8.㎡

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