つるがしま中央交流センター

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東京郊外の埼玉県鶴ヶ島市の住宅地に立つコミュニティ施設である。自治会館の建て替えに際し、国の補助金(地域創生拠点整備交付金)を活用して「交流サロン」や「地域包括支援センター」などの新しい機能を加え、地元住民による支え合い協議会が管理運営を担う地域の経営拠点として計画された。
前面の道路からみて手前側にコミュニティ・レストラン、支え合い協議会のオフィス、地域包括支援センターなど日常的に人がいる場所を、奥側に稼働していない時間帯も多い集会室や倉庫などを配置した。多くの機能を横断するように長い水平窓を配し、一定の勾配で連続する屋根を架けることで全体を一体的につなぐことを考えた。
雁行しながら連続する窓においては、コーナーで内外からの視界を遮らないように100mm角の柱とトラス梁で構成されるラーメン構造が採用された。屋根は金属折板が用いられ、4mピッチで架けられた梁は可動間仕切りの欄間として機能する。
最も苦心したのはキッチンの配置である。キッチンをコミュニティのコアとして機能させるため、飲食店の営業許可が取れるように準備し、交流サロンと隣接させ、外からも見えるようにコーナーに配置した結果、とあるNPOからコミュニティレストランを運営したいとの申し出があり、現在では毎日ランチが提供され、地域の方々が気楽に集まる場所となった。

Project Date: 2018.03.31

所在地:埼玉県鶴ヶ島市
竣工:2018年3月
用途:自治会館、コミュニティレストラン、事務所
構造:鉄骨造
規模:地上1階
最高の高さ:4,680mm
敷地面積:977.01㎡
建築面積:326.00㎡
延床面積:321.34.㎡

写真: 太田拓実

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